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こども会  IDEA MEMO

流しそうめん台 作ってみた

本格竹製の流しそうめん台作ってみました。

​さぐりさぐりでやってみた結果、何とかできました♪( ´▽`)

竹はどうするの?

ウチは田舎なので、近所の方のご厚意で竹をとらせていただきました。

田舎ってありがたいですね。

竹をとるタイミングは?

そうめん流しをする前日か、当日がベター。

​以前5日前に準備万端に用意して干しておいたら、竹が若すぎたのか、3日目には竹が乾燥して縮んで丸くなっていた事が…(>_<)しかも中が黒ずんできてた…カビ…ですね。

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どんな竹がいいの?

・​まっすぐ伸びているもの。曲がっていると半分に割るのが難しい。

・直径10センチ〜5センチ位。竹はもちろんですが、上に行くほど細くなってます。上の方の細い部分(5センチ以下ぐらい)は使いにくいと思います。

・2、3年はたっているもの。古いものは黒く、若いものは緑色。若すぎる竹は水分が多く、切って置いておくとカビが生えやすいのと、乾燥して縮んでしまう。

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​・因みに、この写真の竹で今年(2018年)は作りました。1週間はカビは生えませんでした。

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作り方は?割り方は?

必要物品は「ノコギリ」と「ナタ」と「金槌」。

​①ノコギリで竹を切り出す。

②不要な部分(先端の細い部分、枝)をナタを使って欠きとる。

③必要な長さに切る

設置スペースを考え、1本を4メートル弱にして×2本作りました。

④竹を半分に割る。

 ナタを竹の断面、丸の半分より気持ちずらせてあてがい、金槌でナタコンコンと左右交互叩き押し込んで行くと亀裂が入っていく。

 半分よりずらす理由は、そうめんを流す際、縁部分に丸みが残っている方が横にこぼれにくくなる為。又、真半分に割って両方使う事は可能ですが、相当うまく割らないと両方共使えなくなってしまうリスクがある。

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​⑤ある程度ナタが入り、奥に向かって竹が割れてきたら、片方を足で踏み、片方を手で裂くように持ち上げると、奥まで割れていくので早い。

 

​ 写真下のように、棒を入れ地面に打ち付けてもいいみたいです。

​ 割ったすぐの竹の内側は本当にキレイでいつも感動します^ ^汚れた軍手や道具であまり触らない方があと後の掃除が楽です。

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⑥節を金槌で叩き割る。軽く叩くと簡単に割れます。そうめんが引っかからず流れる程度までとっておく。(ギザギザが残ってそうめんがひっかかりそうだったので、あとでディスクグラインダーを使って均しました。紙やすりでもいいです。)

 完全に節の段差を取るよりも、段差が残っている方がそうめんがゆっくり流れるし、水の流れが段々になって風流な感じがするのでおすすめ!​

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⑦断面のささくれや、角をナタで軽く面取りしておくと安全で、見た目もいい感じです^ ^

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⑧水洗いしました。

右がビフォー、左がアフター。たわしで軽くこするだけで鮮やかな緑がよみがえりました。

 内側も、割った当日使う分には軽く水洗いで十分だそうです。

⑨今回は使う三日前に作りました。少し時間が開くので、カビ対策でエタノールで内側を拭いて乾燥させました。当日カビも生えておらずバッチリでした^ ^

​ カビが生えるまでの時間は、竹の年数、天気や保管場所の湿度によって違うかと思います。うまくすればワンシーズン使えるといった情報もあるので、管理の仕方次第かもしれません。

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​これも大事!竹三脚!

あと、竹を乗せる三脚?も竹で作ってみました!

​以前これを作り忘れて、角材やハシゴで代用したことも。どうせだったらオール竹でいきましょう。

①直径2センチから3センチくらいの細い竹を3本1組で用意。

②3本の上部を紐で縛って、下の足を3角形に広げて固定。

 

③下の足部分が広がってずれないように、紐か針金等で固定すると安定する。(めんどくさがってやらなかったら、案の定途中でガシャーンと崩れました(>_<))

 写真のように2本の竹を繋ぐ場合は、スタート地点、ゴール地点、ジョイント部分1箇所の計3箇所に三脚が必要となる。

 竹の長さは、設置してみての全体のバランスや、流す勾配に関わってくるので、あらかじめ長めに作っておいて、設置時に余分な分を切るぐらいの方があとあと調整がしやすいです。

設置の際の注意点は?

 設置の際、参加するこども達の身長を考慮しながら、とりやすい高さにしてあげる。

 何れにしても高学年の子はスタート地点に近い方、幼児は下の方というような並びに自然となる。

 ホースは一応、流しそうめん用(食品用)として清潔なものを毎年使ってます!

​ 流れた水の排水先を考慮して設置する。ウチは排水枡のある所をゴール地点としてます。

完成!

​ 約8メートルの流しそうめん台の完成です!

​ 最終地点にはザルを設置しましょう。

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